• 2017.05.28

Amexプラチナカードの特典 – ホテル上級会員ついて

数多く存在するプラチナカード特典の中から、今回はホテル・メンバーシップ特典を紹介します。

ホテル・メンバーシップ特典とは、アメックスプラチナカードを保有することで、ホテルグループのロイヤリティプログラムにおいて、無条件で上級会員になれるというものです。

通常、上級会員になるためには1年間に数十泊の宿泊実績が必要となります。また、上級会員になっても、1年間の宿泊日数が規定を満たさなかった場合には、ダウングレードされます。

しかしながら、プラチナカード特典で取得した上級会員であれば、特典として提供される限り上級会員のステータスが保証されます。

アメックスプラチナのホテル上級会員特典について

2017年5月時点でのプラチナカードのホテルメンバーシップ特典は以下の通りです。

1、スターウッド・ホテル&リゾート

スターウッドと聞いてもパッとイメージが湧きませんが、セントレジスやウエスティン、シェラトン、Wホテルやメリディアンがスターウッドグループのホテルです。

プログラム名:スターウッド・プリファード・ゲスト(通称SPG)
特典ステータス:ゴールド会員

通常の獲得条件:1暦年間に10回の滞在、または25泊の宿泊。

2、ヒルトン・ホテルズ・ワールドワイド

プログラム名:ヒルトン・オナーズ
特典ステータス:ゴールド会員

通常の獲得条件:1年間に20回の滞在、または40泊の宿泊。または、1暦年間に75,000ヒルトンオナーズベースポイントの獲得。

3、シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ

プログラム名:ゴールデンサークル
特典ステータス:ジェイド会員

通常の獲得条件:1暦年間に10回の滞在、または20泊の宿泊。

4、カールソン レジドール ホテルズ

プログラム名:クラブ・カールソン
特典ステータス:ゴールド・エリート会員

通常の獲得条件:1暦年間に20回の滞在、または35泊の宿泊。

※ 滞在回数の考え方について:10連泊しても、1泊だけしても1回の滞在カウントは通常1滞在となります。実際に宿泊をして上級会員を目指すのであれば、1泊の滞在を複数回行うのが最短・最安なことが多いのではないでしょうか。

メンバーシップの内容は不定期ですが改定されることがあり、過去にはル クラブ アコ―ホテルズ(Le Club Accorhotels)のプラチナステータスが特典として存在しました。また、ヒルトンのゴールドステータスは2017年に新しく追加となったものです。

ホテルの会員ステータスについて

ロイヤリティプログラムとも呼ばれる会員制度のステータスは一般的に、松・竹・梅の3段階になっています。それぞれのステータスの特典は以下の様な内容となっています。(もちろん、プログラムにより特典内容が異なる場合や、4段階以上のステータスが存在する場合もあります。)

松(ダイヤモンド会員やプラチナ会員と呼ばれることが多いです)

通常は、年間25〜30回の滞在、または50〜70泊程度の宿泊で取得可能。

このステータスの最大の特徴は、エグゼクティブラウンジ・クラブラウンジが無料で使用できることです。

ラウンジでは、朝食からアフタヌーンティー、夕方にはカクテルタイムとしてアルコールと軽食が無料で提供されます。チェックインやチェックアウトもラウンジで行えるので、混み合うホテルのロビーを避けてゆっくりと手続きできるのも利点です。

▲コンラッド東京のラウンジにてアフタヌーンティーで提供されたフードの写真

なお、上級会員でなくてもエグゼクティブラウンジ・クラブラウンジを利用することができます。その場合には部屋料金が一人当たり5千円前後(1泊あたり)割高になります。

もちろん、竹・梅の項目で紹介する特典についても、松には全て付帯しています。

竹(ゴールド会員と呼ばれることが多いです)

通常は、年間10〜20回の滞在、または20〜50泊程度の宿泊で取得可能。

竹のグレードが1番多く特典が付与されます。特に活用度が高いものだと、以下の3つではないでしょうか。

  1. 無料朝食
  2. 部屋のアップグレード
  3. アーリーチェックイン・レイトチェックアウト

▲コンラッド東京でコーナースイートへアップグレードされた時の実際の写真

梅(シルバー会員やメンバー会員と呼ばれることが多いです)

会員になるだけで取得できるものから、数回の滞在で取得できるものまで存在します。

特典は無料のWiFiインターネット接続や、ボトルウォーターのプレゼントなどが多いです。

ステータスマッチについて

ステータスマッチを活用することにより、プラチナカード特典以外のホテルプログラムでも上級会員になることが可能です。

ステータスマッチが保証されているものでは、SPGとマリオットリワード、リッツ・カールトンリワードが挙げられます。

これは、2016年のマリオットによるスターウッドの買収により、両社のプログラムを相互にリンクさせ利便性を高めるというものです。リッツ・カールトンは元々マリオットグループでしたが、スターウッドとのM&Aのタイミングでリンク(ステータスマッチ)できるようになりました。

ちなみに、プラチナカードで取得できるSPGゴールドはマリオットリワードのゴールドエリート会員にステータスマッチされます。

マリオットのゴールドリワードの大きな特徴は、(ゴールドリワード会員でも)エグゼクティブラウンジに無料でアクセスできるというもの。

▲SPGからマリオットへのステータスマッチを実施。無事にゴールドになりました

上級会員になってどのようなサービスを受けられたのか、ステータスマッチの詳細については、今後さらに詳しく紹介していきます。


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